Tamago Design

初心者の自分が3Dを学ぶ上で意識していること

3Dはもう本当に随分前から憧れていて、何回もトライしては挫折を繰り返してきました。今回は何とか勉強を持続できているのですが、幾度となく繰り返した失敗を反面教師にして今はこんなことを気をつけて勉強していますというポイントをまとめていきたいと思います。

blender制作画面イメージ

勉強する要素をピックアップする

モデリング、マテリアル、照明、レイアウトなどなど…
3Dは本当に勉強しなくてはいけないことがとにかく多いですよね。あまりの多さに腰がひけてしまいモチベーションが下がって挫折ルートへ一直線になってしまうことも凄く多いと思います。

そこで、挫折ルートへ行かないための方策で上手くいったのが、要素のピックアップでした!やりたいこと、勉強しなければいけないことをとにかく細かくリストアップします。細かくするのがポイントです!

モデリングを出来るようになろう!とか、テクスチャをつかえるようになろう!みたいな大きなわけ方ではなく、もっと作業のひとつひとつにフォーカスをあてて細かくわける感じです。

こうすることで、ひとつひとつの要素がシンプルになるので、クリア出来る確率とスピードが格段に早くなります。クリアする項目が多くなればなるほど成長している感をしっかりと感じることができます。仕事とかでTODOリストを消化していくとモチベーションがあがってきますよね?まさにその感覚に近いと思います。

3Dって本当に果てしないんですよね…
勉強しなければいけないことが本当に多すぎるんですよ…(遠い目

なので、途中の段階でも自信持てる、達成感を感じることができる。成長してる感を実感する。これ本当に本当に大事だなと凄く感じています!!

ピックアップしてきた要素

  • ブリッジを使って結合させる
  • 細分割曲面を使用した状態で曲面きれいに穴をあける
  • シミュレーションを使わないで布のシワを再現する
  • 配列複製で続き物をつくる
  • 全部四角のポリゴンを構成する
  • 面のサイズに極端な偏りがでない構成でつくる

こんな風に結構細かいわけかたをしています。チュートリアルや資料もこれに沿って探していっています。

上のリストはモデリングについてですが、これをマテリアルやテクスチャ、照明などでも実践してコツコツとクリア要素を増やしていく感じです。ゲームのレベル上げみたいで、クリアした分、技が増えるみたいな感覚になれてとても楽しめています。

制作後は必ず作業日誌をつける

本やチュートリアルなどで勉強を進めると、やり方を細かく教えてくれるので結構良い感じに教材と同じ物ができるのですが、ほとんどの作業について理解ができていない状態で真似しているだけなので、何も見ずに同じ事をすることがなかなかできません…。

出来てたのに何故…

と、一気にモチベーションが下がってしまうので、勉強でつくったものは必ず制作工程や留意ポイントなどを日誌としてつけるようにしています。こうするとどこがわかってないかとか、忘れているかとかが浮き彫りになるので、凄く効率良く補完ができます。あと、文字に起こすことでかなり頭の情報が整理されている感覚を実感できています。

日誌はDayOneというアプリを使っています。
これはMacとiPhone、iPadと同期ができるので気軽に記録をつけられるのでとても重宝しています。

基本を省かない

僕は、知らない言葉が出てきたときに、つい調べるのが面倒になって後回しにしてしまうことがとても多いです。そうするとあっというまに知らない言葉の量が尋常じゃない数になり、もうやばい、全部わからない、もうほんとやばい…という心理になって逃げ出したくなってしまうので、とにかくわからない言葉は放置しないようにしています。

言葉は基本。
基本がわからないと学ぶことも出来なくなってしまったりするので、とにかく言葉は調べることを疎かにしないように頑張っています。

続けること、沢山作ること

色々と書いてきましたが、なんと言っても学ぶには経験を積むのが一番であると結論付いています。とにかく、たくさんつくる!そして、続ける!!これにつきるのだと思います。ただ、この続ける、たくさんつくるが以外と難しいという実感もあります。

なので、とにかくどうやったら楽しくできるかとか、自信をもてたり嬉しくなったりできるのかということを意識して今はトライをしています。今のところ続けていけてるので、何とか途切れさせることなくビギナー脱出を目指してこれからもがんばりたいと思います。

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3Dについて