【blender2.8】cyclesで部分的にレンダリングして負荷を軽減する方法
cyclesを使った時にネックになる表示やレンダリングの遅さ。とても作業効率が落ちますよね。今回は任意で選択した一部分のみレンダリングして負荷を軽減して高速表示する方法を紹介したいと思います。
まだまだ使う機会が多いcycles
blender2.8のEEVEEというレンダリングエンジンが搭載されたことで、より高速なレンダリングが可能になりました。ただ、高速という恩恵を得るために透過や反射、陰などの設定がより細かくなったり、cyclesで利用出来ていたシェーダーが使えなかったり若干制約もあるので、まだまだcyclesを利用するケースというのも多いと思います。cyclesとてもきれいな表現できますよね。
cyclesのネックはレンダリング速度
cyclesはとてもきれいに描画できて素晴らしいレンダリングエンジンだと思うのですが、ネックはやっぱり速度ですよね。レンダリングは勿論、レンダープレビューもそれなりのサンプル数にすると物凄い時間を都度必要とされてしまいます。
EEVEEを使ってしまうと尚更cyclesの速度は遅く感じてしまいますよね…。
選択範囲をすることが出来る
作業中、ここだけ質感を見られたらそれで十分というケースは意外とおおいですよね。そんな時は、レンダリング範囲を指定してあげることで負荷を軽減させて高速化することができます。
やり方は凄く簡単です。
カメラビューにしてから「ctrl + B」を押してレンダリングしたい範囲をドラッグして決めればOKです!
こうすることで、レンダープレビューもレンダリングも、この選択範囲のみ処理されます。かなり高速になります。
解除の方法は?
解除は「ctrl + alt + B」を押せば解除されます。
EEVEEもcyclesも有効活用
まだまだマテリアルの設定とかも試行錯誤なので、こういった高速化はとても有り難いです。かなり効率良く作業ができるようになりました。
eeveeもcyclesもそれぞれ強みが違うので、せっかく2つあるわけですしTPOにあわせてそれぞれを有効活用していきたいです。